月経困難症の症状とは?【原発性と続発性の違いは?】
2016-06-26(日) 婦人病に関するコラム
月経困難症とは、月経に伴い、毎日の生活の影響がでてしまうような症状がおこることです。症状としては、下腹部痛や腰痛、吐き気、頭痛、疲れやすさ、イライラ…など、いろいろなものがみられます。
2種類ある月経困難症
そして、同じ月経困難症と呼ばれるものでも、その原因によって「原発性月経困難症」と「続発性月経困難症」というふうに分けられます。
子宮の腫瘍や子宮内膜症など、何か病気のあるせいで起こってしまう月経困難症を続発性といい、そうでないものを原発性と呼びます。
原発性の症状
でも、具体的に、原発性って何が原因で起こるの??と、思いますよね。
その原因としては、月経の時にプロスタグランジンという物質が作られ過ぎてしまうことなどが考えられています。
プロスタグランジンは、月経の時に子宮を収縮させることで経血が身体の外に出ていくのを助ける働きをしているモノです。しかし、プロスタグランジンには、痛みを感じやすくさせたり炎症を引き起こしてしまう、という、困った一面もあります。
そのため、もしもプロスタグランジンが作られ過ぎてしまうと、お腹が痛くなったり、気分がすぐれなかったりという症状が起こってしまうのです。
このタイプの月経困難症は、月経初日から2日目の出血の多い時期に症状が強くなりやすく、その時期を超えると症状が軽くなるのが特徴です。
軽いものであれば、お医者さんでロキソニンやボルタレンなど痛み止めをもらって様子を観るのがいいでしょう。
これらの薬には、プロスタグランジンが作られるのを抑える効果があります。
また、症状が強いものに関しては、低用量ピルを処方してもらうのがいいでしょう。どちらにしろ、症状があって辛いときには、気軽にお医者さんに相談して、自分に合った治療法を見つけていくのが大切です。
続発性の症状
これに対して、続発性は、月経の4~5日前から始まり月経後まで続く鈍い痛みをもつ、という特徴があります。また、主に30~35歳以上の女性に多いと言われています。
続発性は比較的数は少ないと言われていますが、症状の影に隠れている病気を見逃してしまわないよう、少しでも「あれ??」と思った方は、続発性に関しても、お医者さんに相談してみましょう。
さらに、月経困難症のタイプに関わらず、症状を悪化させてしまう原因として、ストレスがあげられます。月経もストレスも、毎日の暮らしの中では避けることの出来ないものですが、無理をせず、自分なりの付き合い方を見つけて行くのが良いでしょう^^
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