妊娠の可能性はないのに生理がこない！その原因とは一体なに？

生理来ない、どうしようと悩んでいるけれど、妊娠はしていないことがあります。
その原因はいくつかありますが、排卵できない状態になってしまっている可能性も否定できません。
放置すると症状は悪化するので、早期発見・対策は必須となります。

生理来ない、その原因は

生理は思春期以降に安定してからは、毎月一度は来るものです。
もちろん人によって周期の差はありますが、予定を大幅にずれている場合は何らかの異常が疑われます。

原因は様々ですが、栄養不足や、精神疾患、子宮に限らず内臓器官の病気など、何でも原因になり得ます。
しかし、とくに恐ろしいのが、無排卵という本当は生理が来ているのに、来ていないような症状が出る病気になってしまっていることです。

予定日なのに生理来ない、無排卵とは

この症状は、排卵ができなくなってしまっている状態のことを示します。
普通月経は、崩壊した子宮内膜が排出されることによって起こるのですが、これは卵子が受精しなかったことで女性ホルモンが生理になるよう命令を下します。

卵子が排出されないということは、脳の方でも判断ができなくなってしまうために、異常が起こるのです。
これにより、月に二度も三度も月経になったり、逆にしばらく生理来ない、という事になってしまいます。

無排卵の原因と対策は

とくに神経のストレスによって引き起こされます。
ストレスは神経の緊張によるために、排卵を促すホルモンの分泌にも影響します。

外部や内部の問題に対応しているうちは、普段やっている作業が疎かになってしまうものですが、ストレスとホルモンの働きもこれに似ています。
余計な刺激を軽減できるように、生活を見直す必要があります。

例えば睡眠不足やイライラ、失敗したことをいつまでも悔やむ、暴飲暴食、喫煙、飲酒、失恋したことや、引越しすらも原因となって症状が出る可能性もあります。
自分では自覚していないことまで思わぬストレスを受けていることもあるので完全に対処するのは難しいですが、最低限睡眠と食事はしっかりとしておきましょう。

万が一、なってしまった場合の治療ですが、婦人科で薬を処方してもらうことになります。
ただしこれはあくまで身体の健康を維持したり、排卵を「促す」ためのものであったりと、症状にピンポイントに効果的というわけではありません。
生活習慣の見直しを行なわなければ、治らないだけでなく、またすぐに同じ症状に悩まされることになります。