生理予定日計算をして妊娠しよう!計算法と注意点
2016-05-05(木) 妊娠・不妊コラム
女性の体は周期により成り立っています。
その周期は、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期の4つから成り、一般的には25~38日で一回りします。
生理予定日計算の方法を説明する前に、この4つの期に女性の体ではどのようなことが起きているのかを知る必要があります。
女性の体で起きていること
流れをわかりやすくするために卵胞期から説明しますと、卵胞期には卵胞刺激ホルモンが分泌され、卵巣内で卵子が成長を始めます。一方子宮では受精卵の着床に備えて子宮内膜が厚みを増していきます。
そして排卵期に入り、卵子が成熟すると黄体ホルモンの作用により卵子が排出します。これが排卵です。排卵後は黄体ホルモンの作用により体温が高い状態となり、子宮内膜が柔らかくなり受精卵の着床を待つ黄体期となります。
受精卵が着床しないと子宮でスタンバイしていた子宮内膜が剥がれ、血液と共に体外に排出されます。これが月経期に起こる生理です。そして生理が終わるとまた次の卵胞期へと進みます。
女性の体の周期
女性の体の周期は25~38日で一回りすると述べましたが、この生理周期の長短は月経期~排卵期までの日にちに個人差があるせいです。排卵が起きてから受精卵の着床を待つ期間である黄体期は14日と決まっています。
そのため、生理周期の長短に限らず、次の生理予定日から14日前にさかのぼった日が排卵日であることは皆に共通することです。つまり「生理予定日-14日=排卵日」が妊娠しやすい日の生理予定日計算ということになります。
ただし、生理予定日計算から妊娠しやすい日(排卵日)を算出するのは飽くまで机上の空論とも言えます。きっかり同じ日数で生理周期が起きている人の場合は有効ですが、数日の誤差が出る人にとっては目安程度にとどまります。排卵期は全般的に妊娠しやすい期間と言われますが、特に妊娠しやすいのは排卵日の前後二日ずつです。
そのため数日の周期のずれで生理予定日計算から算出した排卵日の可能性はかなり確率が下がるのです。
基礎体温で判断
そこで有効的なのは基礎体温です。
女性の周期と共に体温にも法則があります。女性は月経期~排卵期までは低温期と言われる時期で、排卵日が最も体温が低くなります。黄体期に入ると高温期となります。
高温期に入る直前に低温期の中でもひときわガクッと体温が下がる日があり、それが排卵日なのです。
生理予定日計算で目安をつけながら、基礎体温で排卵日を確信する、というのが最も効果的に妊娠しやすい日を見つける方法です。
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