PMSに悩む女性とメディカルハーブその1
2015-08-15(土) PMS「基本のき」
昔から使われていたハーブを活用することで、女性特有の悩みなどを改善していくことができます。ハーブを用いるときの注意点を知っていればより有用に用いることができます。
メディカルハーブとPMS予防
予防志向としてハーブを活用することは望ましい考え方です。
しかしハーブは特効薬ではないので、栄養・運動・休養の3つの土台があったうえで、メディカルハーブや精油の効果がえられます。
PMSの原因が体内環境の質が低下したことにより症状が悪化するのが原因と捉え、それを自ら改善することを目指す考え方はPMSにおいてもメディカルハーブにおいても両方に共通点があります。
これらを考えるとPMS対策にハーブを活用していくのは有用なことです。ハーブを毎日の暮らしの中に少しずつとりいれていきたいです。
女性に有用なメディカルハーブの活用
PMS予防のためにノンカフェインの飲み物を摂ると決めたとき、ハーブで気軽にはじめることができます。
例えば朝にノンカフェインのタンポポコーヒーをベースにビタミンやミネラルの成分の入ったローズヒップをブレンドし朝から活力を高めてみることもできます。他に気軽に飲めるハーブティとして「ジャーマンカモミールティ」もあります。
ジャーマンカモミールは世界で最も親しまれているハーブの1つです。
心身をリラックスさせ生理痛やPMSの不安、冷え症にも用いられます。牛乳と相性が良いため、ミルクティーとして楽しめます。
植物ホルモン
メディカルハーブの中には女性ホルモンであるエストロゲンに似た作用を発揮するものがあり、それらは植物ホルモン(フィトエストロゲン)とよばれています。
フィトエストロゲンは女性ホルモンと構造が類似しているため女性ホルモンに似た働きをします。代表的な成分としては大豆に含まれるイソフラボンです。これらのフィトエストロゲンの多くはフラボノイドの一種です。
フィトエストロゲンは女性ホルモンに比べて、作用が穏やかなのでPMSや月経痛などの症状を緩和します。日常生活を送りながら長期に摂取できるのもうれしいです。又ダイオキシンのような化学物質から身体を守る利点も知られています。
エストロゲン作用をもつハーブとして「ブラックコホシュ」があります。根や根茎部を使用します。
ホルモン分泌調整作用があり、PMSの他に更年期障害や、月経痛にも適応します。
安全性として妊娠中に使用しない、授乳期間中には使用しないようにします。
米国では更年期の補充療法などに用いられています。フィトエストロゲンの働きがあるハーブを用いるとき気を付ける点は、エストロゲン依存のがん(乳がん・子宮がんなど)の場合には過剰な摂取は注意が必要です。
メディカルハーブの安全性
PMSの緩和にメディカルハーブを使用するとき注意するのは、安全性を知ることです。
AHPA(米国ハーブ製品協会)は約650品目のメディカルハーブの安全性の評価を行っています。クラス1からクラス4に分類されています。
直接ハーブや精油を扱っているお店に買いにいきお店の方と相談しながら用いる方法をきいてみるのも大切です。
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