実はホルモンが原因だった!生理前の下痢の原因と予防法
2016-03-13(日) PMS「基本のき」
生理前になるとそれまでおなかの調子が悪くなかったのに急に下痢をしてしまうことってありますよね。
これは実は生理前に起こる月経前症候群が影響しているんです。具体的に体にとってどのような影響があるのでしょうか。
生理前に起こる月経前症候群って?
月経前症候群はこの頃聞く方も多いのではないでしょうか。
排卵日が過ぎた頃、いつもならイライラしないのにイライラが止まらなかったり、急に泣きたくなったり。 頭痛が起きる場合もありますよね。
これはすべて月経前症候群の症状なのです。自分だけそうなのではなく、世の中の多くの女性がそういった症状を訴えることが多いんですよ!
この月経前症候群は根本的に治すことは難しいですが、和らげることはできます。
生理前の下痢の原因は?
月経前症候群の場合、精神面だけでなく、頭痛がしたり吐き気がしたりします。多いのは下痢。何となくお腹がゆるくなって、今まで便秘気味だった人もお通じが良くなることがあります。
生理前に下痢になってしまう原因はプロスタグランジンという物質が急に増えてしまうことにあります。
排卵期に受精しなかったときはプロスタグランジンが増え、子宮を収縮させます。子宮が収縮させる時に痛みを伴い、胃腸にもその影響が及んでしまうのです。
子宮が収縮する時は大腸も収縮している状態ですので、下腹部の痛みが伴った下痢が起こることが多いのです。
下痢を予防するにはどうしたらいい?
生理前にお腹が緩くなってしまった時、食べない方が良いものがあります。
それは乳製品や肉、卵です。これらの食べ物にはアラキドン酸という物質が多く含まれています。アラキドン酸はプロスタグランジンを作る時に関与しているので、多く食べてしまうと下腹部痛も強くなり、結果的にお腹もゆるくなってしまうのです。
また、カフェインが含まれているコーヒーや紅茶、緑茶、栄養ドリンクも飲まないようにしましょう。体がひえる原因となります。
特に気を付けるのは豆類と果物。豆類は女性ホルモンと成分が似ているため食べると良いものですが、お腹が緩い時は控えた方が良いです。これは豆類や果物に含まれている糖類が腸に水分をため込む働きがあるからです。
お腹がなんとなく緩いな、という時は魚や根菜類をとると良いでしょう。魚にはDHAやEPAが含まれており、DHAやEPAには症状が軽くなる効果があります。
とにかく、体を冷やさないことが大事。カイロなどをうまく活用し、お腹を温めるようにしましょう。
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