どうして一度生理が終わってもまた経血が流れてくるの？？

一度生理が終わったように感じても、また何日かして経血が流れてくる・・・。
また生理になったの？？なんて不安になりますよね。

今回は生理が終わって、またすぐに生理になる原因をご紹介します。

この前終わったばかりなのに・・・。

生理が終わって2～3日経った後に、また生理になってしまった経験はありませんか？？
子宮癌などの病気では？と、不安に感じてしまうことも多いでしょう。

しかも急なことなので、下着や洋服も汚してしまいがちに・・・。
そもそもどうして排卵日を迎えてもいないのに、生理が再びくるなんて現象が起こってしまうのでしょうか？

生理後の生理？？

生理が一度終わった様に感じたのに、すぐにまた生理になってしまう。
これは生理中の過ごし方にも原因があります。

例えば生理痛がひどかったり、生理日に風邪などをこじらせて寝ている時間が長かった。
この場合は当然のことながら、立っている時や座っている時と比較すると、経血の流れは悪くなってしまいます。

子宮内の経血が上手く排出されずに、たまった状態となってしまうのですね。
その為、元気になって活発に動き始めたと同時に、経血が流れ出してくるのです。

更に生理痛がひどいことや、発熱していることを理由に解熱・鎮痛剤を飲んでしまうと、子宮管の収縮を抑制してしまう効果があるようです。
実は生理期間は子宮を収縮することにより、子宮にたまっている経血を押し出す効果があります。

この場合も寝ている時間が長かった時と同様に、鎮痛剤によりこの収縮を抑制してしまうのですから、子宮内部に経血が滞留してしまい一見生理を終えたかの様に経血の流れも止まるのですが、まだ綺麗に流れきってはない状態なので、後日残った経血が流れ出してしまうのです。

その他、子宮の形状で経血が流れにくい人もいるようです。

生理を早く終わらせることってできないの？？

子宮の収縮を止めてしまう鎮痛剤に対して、コーヒーやチョコレートなどは子宮の収縮を積極的に促してくれます。

いつも生理が終わったと思って生理用品を使用しなくなった頃に、また経血が出てきて下着を汚してしまう・・・。
この様な人は、生理の終わる時期を見計らって、コーヒーやチョコレートを摂取するようにすると良いでしょう。

しかしこれらの食品は、生理痛がひどい生理前半に食べてしまうことで、生理痛を悪化させてしまう原因になります。
その為、どんなに早く終わらせたいと思っても、必ず生理の後半か生理痛が治まってから食べるようにすると良いでしょう。