生理が終わらない…！産婦人科を受診するタイミングは？

生理がなかなか終わらなくて、不安に感じている人は意外と多いようです。長い人では３週間も終わらないことがあるとか。
ここでは出血が長引く原因と対処方法を紹介していきます。

普通、生理は何日くらいで終わるの？

生理は大体、３日～７日程度で終わることが多いです。それ以上かそれ以下の場合は、何らかの不調があるのかもしれません。

また、経血の量は２時間に１度ナプキンを交換する程度なら問題ありません。
中には２時間持たない、夜用のナプキンでも漏れる、貧血気味になる、出血量が減らないという人もいますよね。

自分も当てはまる、という人は、何らかの不調があるのかもしれません。

生理が終わらないのはなぜ？

生理が終わらない原因で１番多いのは、ホルモンバランスの乱れなんです。女性の体はホルモンの影響を受けやすいので、過度のストレスを抱えないようにしましょう。
また、食生活の乱れや、生活リズムの乱れもホルモンバランスが崩れる原因になるので注意しましょう。

他に考えられるのは、無排卵月経の可能性です。
無排卵月経とは月経はきていても排卵していない状態のことで、生理が終わらなかったり出血量が少なかったりします。

また、子宮内膜症や子宮筋腫・子宮腺筋症などの病気が原因の可能性もあります。
子宮内膜症は本来子宮の内側にしかないはずの子宮内膜が、子宮以外の場所で増殖したりはがれたりを繰り返す病気で、若い女性に増えてきているようです。
子宮筋腫は子宮の筋層にできた腫瘍のことで、３０代の女性に多くみられます。子宮腺筋症は子宮内膜が子宮の筋層に入り込んでしまう病気です。

３つとも下腹部に痛みがあるようです。特に子宮内膜症と子宮腺筋症は激しい痛みがあると言われています。

どのタイミングで病院に行けばいいの？

生理が終わらないでだらだら続いていても、痛みなどがなければそれほど深刻に考えずに放置してしまいがちです。
でも病気が隠れている場合もあるので、少しでも不安があるなら病院に行ったほうがいいと思います。
タイミングとしては、生理が１０日以上続いたら診察を受けに行きましょう。

また、普段からストレスを溜めないように自分なりの発散方法を見つけておくといいですね。
睡眠もしっかりとり、バランスの良い食事をして、ホルモンバランスが乱れないように良い生活習慣を心がけましょう。

大切な自分の体、普段からしっかりメンテナンスして病気にならないように気をつけましょうね。