自分の生理周期をきちんと知るメリット

自分のからだの中で起きていること、意識していますか？
女性特有の「周期」、きちんと知っていると体も心ももっと過ごしやすくなるかもしれませんよ！

生理周期、どうですか？

生理がはじまった日から、次の生理がはじまる前日までを生理周期と呼びます。
個人差はありますが25～38日が正常です。
あなたは自分の生理周期は何日、と答えられますか？
出血がやたら多いなあとか、そういえば生理ずっと来てない！とか、毎日忙しく過ごしていると見過ごしていることもあるかもしれません。

でも女性にとって生理や排卵はすっごく大事なことです。
生理周期が乱れる原因はホルモンバランスの乱れ、精神的なストレスが大きく関係しているとも言われます。

生理周期を知って、からだをいたわってあげよう

女性の周期の中でもポイントとなるのが「排卵日」。
生理日から予測したり、基礎体温を測って排卵日を知る方法もありますね。
赤ちゃんがほしい人は妊娠可能な時期として、妊娠を望まない人は避妊を確実に行う時期として、排卵日前後は把握するべき時期といえるでしょう。

ただ、それ以外の人、言ってみればすべての女性にとっても排卵は大事なタイミングなのです。
なぜなら排卵日を境に、女性のホルモンのバランスはがらっと変わり、それまで上がり調子だった身体がなんだか不調になってしまうから。

生理前は黄体ホルモンの分泌が増え、乳房が張る・痛む、頭痛、肩こり、腰痛、便秘、下痢、肌荒れなどの症状が起きやすくなっています。
排卵までの絶好調な状態と違ってとてもデリケートになっているので、この時期は心して過ごしましょう。お肌のお手入れを丁寧にしたり、体をほぐすストレッチをしたり。

生理中も痛みや貧血がどうしてもつきまとうので、食事や睡眠に気をつかい、体をケアしてあげてください。
生理周期にそって体のメンテナンスをしてあげることで、気持ちよく毎日を過ごすことができます。

生理前や生理中は体が冷えやすくなっているので、お腹や下半身をあたためると不快な症状が和らぎます。

生理周期を感じて、心もおだやかに

生理の前は身体が不調なことに加え、精神的にも不安定になり、イライラしやすくなります。
色々なことが心配になったり、攻撃的になってまわりのひとに当たってしまうこともあるかもしれません。

どうにも調子が悪い時、
「あ、生理前だから気持ちが不安定なんだな」って思い出すのは大事です。
今はホルモンバランスが崩れている時期だから仕方ない、と把握しておくと割り切って過ごせますよ。

恋人や大事なひとを一時のイライラで傷つけてしまうのも嫌ですよね。
「ごめんね、今は体も気持ちも調子が悪い期間なの！」って説明しちゃうのも手かもしれません。

女性の体はどうしても調子が上がったり下がったりしてしまいます。
自分の生理周期をきちんと知り、その波を自然に受け入れケアしてあげることで、自分自身とうまく付き合っていきましょう！