早期発見で治癒できる可能性が高まる！『子宮頸癌』の検査方法

早期発見で治癒できる可能性が高まると言われている、『子宮頸癌』なのですが、その検査方法はややこしいと思われがちです。
しかし子宮頸癌の検査は、ものの5分程度で完了する、短時間で簡単に行なえるものです。

今回は、子宮頸癌の検査方法について、ご紹介していきます。

子宮頸癌は早期発見で治癒できる

子宮頸癌は、特有のウイルス感染により、発症してしまう癌です。
主に性交渉により、感染してしまうリスクが高まると言われています。

最悪の場合は命を落としてしまうとも言われていますが、早期発見で治癒できる可能性が高まる癌、それが子宮頸癌です。

早期発見を行なうには、定期的に健康診断を受ける他、方法はありません。

子宮頸癌の検査方法

子宮頸癌の検査方法はとても簡単！

まずは問診により
・初めて生理が来た年齢
・普段の整理の様子
・妊娠や出産の経験の有無
・生理の状況
・体調不良の有無
などの簡単な質問が行われます。

次に内診台にあがり、子宮頸部の状態を目で確認して、炎症などが起きていないかなどを確認していきます。

最後に柔らかいブラシの様なものを膣に挿入され、子宮頸部の細胞を採取して完了です。
人によっては少し痛みを感じたり、出血を伴う人もいるようですが、柔らかなブラシにより優しくなでるようにして採取するだけなので、ほとんど痛みを感じることはありません。

検査はこれにて終わりで、およそ1～2週間後に出る結果を確認しに通院して、これで完了になります。

ちなみに、この結果確認は電話でOKの婦人科もあるようです。
忙しくてなかなか婦人科へ行けないのであれば、電話対応をしてくれるところを探してみるのも良いでしょう。

検査結果は5段階にて表示される

子宮頸癌の検査結果は、5段階にて表示されます。

ちなみに子宮頸癌のウイルスは、たとえ体に入ってしまうことがあったとしても、必ずしも癌を発症するものではありません。
多くの場合は、自然と排出されると言われています。

もしウイルスが滞留してしまった場合でも、異常な炎症などは見られるものの、癌ではなく今のところは問題なしと言う様な結果が出ることもあります。

結果が3段階目に達すると、癌の疑いがあるので、精密検査をしなければいけないと言うような段階になるようです。

また、ウイルスが子宮に入った場合は、2～3年以内に子宮頸癌になる可能性が高いと言われているので、年に1回はなるべく検診に行くようにしておきたいですね。