生理前の食欲不振！何が原因なの？【生理との関係と対策とは？】

女性の方で、「生理前に食欲ない！」という悩みを持っている方も多いのでは無いでしょうか？栄養を摂るためにも食べなきゃいけないのに、なかなか食事が喉を通らない！ということはありますよね。
いったい、何が原因で食欲が落ちてしまうのでしょうか。

食欲不振の原因とは？

そもそも女性の体は、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが交互に分泌されることによって、生理周期が決まります。
これらのホルモンのバランスが崩れると、子宮の中が炎症を起こしたりするので、生理痛が出てきたり食欲が出ない状態になったりするのです。

このような時は女性ホルモンのバランスも崩れてしまっています。そのため、食欲がなくなったり体がだるくなったりしやすいのです。

食欲不振の対策方法

食事をするのが大変だとは思いますが、できるだけいつもどおりの食事をするように心がけたほうが良いです。栄養バランスが崩れてしまうと、女性ホルモンのバランスもますます悪くなってしまうからです。
生理前には、不快な症状を和らげるためにも、鉄分やビタミン類、マグネシウムなどを積極的に摂るように心がけましょう。

「食欲ないから食べられない…」と思う人も多いですが、そんな時はサプリメントなどに頼ると良いです。栄養が整うことで、食欲も出てくることが多いですよ。
また、食欲がない状態でも、これなら食べられる！という食べ物を見つけておくことも良い方法です。少しの量でも、食べないよりは食べたほうが良いです。
果物をスムージーにしたり、お米や野菜をおかゆにして食べたりするのも効果的です。

しかし、生理前に無理に食べてしまうと、かえって具合が悪くなってしまう人も多いです。無理しない程度に、自分のペースで食事をすると良いですよ。

つらい時は我慢しないで

生理前の食欲不振は、生理が終わるにつれて少しずつ治っていくので、あまり深刻に受け止めすぎないことも大切です。
しかし、あまりにも吐き気などの症状がひどかったり、生理が終わっても治らない時には、我慢しないで婦人科に行ってお医者さんに診てもらいましょう。

もしかして、子宮に何か病気があるという可能性もあります。病気が見つかった時には、できるだけ早く見つけて治療を始めることで完治が早くなるからです。

また、婦人科に行くことによって、症状を和らげる薬を処方してもらうことができます。「我慢していれば治るよね」などと考えずに、つらい時にはすぐに病院へ行きましょう！