生理前にズキズキ痛む胸の悩み。なんとか解消できないの？

生理前になると、必ず胸がズキズキと痛む。
この様な症状を訴える人も出てきます。

胸の先端が痛くなる前もあれば、歩いただけでも胸全体が痛い。
そんな悩みを解消するには、一体どのようにしていくと良いのでしょうか？

生理前にズキズキ痛む胸の悩み

PMSの症状の中には、乳房の張りや、胸全体の張りを感じる人もいます。
少し歩いただけでも痛むような場合は、生理が始まる前までの数日間、痛みとの戦いとなります。

ただでさえ、極度の眠気に襲われたりなど、さまざまな症状を伴うPMS。
ここに毎日の胸の痛みが加われば、生理前がただただ憂鬱でしかありません。

では何故、生理前は胸が痛くなるのでしょうか？

生理前に胸が痛くなる理由は？

そもそも女性ホルモンの中には、二つのホルモンが存在していて、生理前の胸が痛むのは、黄体ホルモンの過剰分泌にあるようです。

黄体ホルモンを増やすには、ビタミンEを多く摂取するようにと言われるのですが、胸の張りが気になるような人の場合は、この時期にのみ少しビタミンEの摂取を控えてみると良いのではないでしょうか？

また、脂質を多く摂取することでも、どうやら黄体ホルモンは過剰分泌されるようです。
更に脂質は乳腺を刺激して胸の張りを起こし、胸をガチガチに固めてしまうようです。

この症状は、母乳を与える母親の胸でも起こる現象なのですが、まだ母乳が蓄えられていない時期から、この痛みに耐えるのは大変です。
なるべく脂質の多い食生活は控え、胃腸に優しい食事を心がけるだけでも、少し胸の張りを軽減することができることでしょう。

胸の張りを解消するには？

胸の張りを解消するには、食生活の乱れを整えるだけではなく、胸をマッサージすると言う方法もあります。
マッサージと言っても、ゴリゴリと肩こりなどをほぐすように行なうものではなく、胸を手で包みこむようにして、円を描くように軽く回してあげるだけでもOKです。

そうすることで、血液の巡りも良くなり、胸周りのガチガチと硬い印象も軽減でき、痛みも解消することでしょう。
この他にも、血管に刺激を与えやすい、カフェインを控えるだけでも、少し胸の痛みが和らぐと言われています。

普段から胸が痛くて痛み止めを常用しているような人の場合、できることから少しずつ始めていくだけでも、痛みは軽減されてぐっと楽になることでしょう。
是非一度、無理のない範囲で試してみてくださいね。