どうやったらPMSは改善できるの?PMSの治療法
2016-04-08(金) PMSを和らげる方法
PMS(月経前症候群)の症状と程度には個人差がありますが、女性の約8~9割が何らかの症状で悩んでいると言われています。
始まる時期もそれぞれで異なりますが、月経が始まる2週間くらい前から症状があらわれ始める人もいます。
PMSの原因とは
その原因は女性ホルモンの分泌量の変化によるものと言われ、症状は胸の張りや痛み、肩こり、頭痛、肌荒れ、無気力、イライラなど、体と心の両方に起こります。
症状は月経が始まると自然と治まりますが、日常生活に影響が出るようでしたら、病院で受診することをおすすめします。
PMSは婦人科での治療が一般的ですが、心の面にあらわれる症状が深刻な場合は、心療内科や精神科での治療をすすめられることもあります。
精神的な症状が進むと、PMDDと呼ばれる月経前機嫌性障害と診断され、寝込むほどの鬱状態になったり、常にイライラして周りと不協和音が絶えなくなるなど、通常の生活がままならなくなります。
ピルについて
婦人科でのPMSの治療には、ほとんどの場合ピルが使われます。
ピルは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンを含む薬で、世界中に普及しています。
特にヨーロッパでは、半数近い女性が服用していると言われていますが、日本ではまだ一般的ではありません。
ピルには、高用量ピル、中用量ピル、低用量ピルがありますが、副作用が少なく安全性の高い低用量ピルが一番よく使われています。
低用量ピルは、避妊薬として使われることが多いのですが、排卵を抑えて卵巣と子宮を休ませる作用があり、ホルモンの分泌量が安定するので、ホルモンバランスの変化によって起こるPMSの症状を緩和する効果もあります。
3ヶ月ほど服用すれば、月経の周期が安定し、月経期間が短くなり、出血量も減少するので、月経痛もずいぶんと改善されます。
副作用は少ないですが、飲み始めてすぐは体が慣れないために、吐き気や頭痛、むくみ、不正出血などの不快な症状があらわれる場合があります。
体が薬になれてくると症状が出なくなることがほとんどですが、症状が続く場合はすぐに担当医に相談することをおすすめします。
ピルで注意する事
ピルは血圧と問診だけで処方されるので、特に検査は必要ありません。
ただ、煙草を日常的に吸う習慣のある35歳以上の人は服用できませんし、乳がん・子宮がんが発見された場合も服用は控えるよう指示されます。
また漢方薬もPMSの治療薬の選択肢の一つですので、ピルよりも漢方薬で治療したい場合は、漢方薬を処方してくれる病院で受診してもよいでしょう。
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