自分でできる、普段の生活に取り入れられるPMS対策

PMS（PremenstrualSyndrome）とは月経前症候群のことです。
これは生理の直前になると、体内の女性ホルモンの量が急激に変化し、これによって様々な症状が起こります。
これは生理の度に起こるため、女性は毎月PMSに悩まされることとなります。
ただPMSが起こるのは当たり前のことで病院で治療をする程のことではないと考える方も多いことでしょう。
病院でPMSの治療をされる方も近年は多くなりましたが、ここでは普段の生活で取り入れることのできるPMS対策を紹介します。

PMSはなぜ起こるのか

PMSは前述の通り、女性ホルモン量の急激な変化が引き金となって起こります。
この女性ホルモン量の変化によって自律神経系が緊張状態となります。自律神経系は人の意志とは関係なく体の機能を調節している神経です。全身の様々な臓器に対して作用しているため、PMSではその支配組織に症状が現れてしまいます。

症状としては、肩こり、腰痛、頭痛、めまい、食欲不振などの身体的症状、抑うつ、不安感、不眠、イライラなどの精神症状が現れます。

運動でPMS対策

PMSでは前述の通り自律神経系の緊張状態によって症状が引き起こされます。この緊張状態を緩和するためには精神的にリラックスすることが重要となります。

そこで運動によってリラックスしてPMSを改善する方法をおすすめします。PMS対策としておすすめする運動は、ジョギング、ウォーキング、ストレッチ、ヨガです。ジョギングやウォーキングは有酸素運動でリラックスしたり、疲労を緩和する効果が期待できます。

ストレッチやヨガは体の代謝を改善するため、疲労を緩和してくれます。

食生活でPMS対策

PMSの対策として食生活の改善をおすすめします。まず食事の際にハーブティーなどのいい香りのするものを取り入れるようにしましょう。香りにはリラックス効果があるため、これによって自律神経系の緊張が緩和されます。
また毎日規則正しく同じ時間帯に食事を摂るようにしましょう。生活リズムを整えることによって、自然と疲労がたまりにくくなります。
生活リズムを整えるのは食事以外でも重要となります。例えば睡眠に関しては毎日同じ時間帯に十分な睡眠時間を確保すると疲労はたまりにくくなります。なるべく１日６時間以上のまとまった睡眠をとるようにしましょう。

このように日頃の生活を改善するだけでもPMSの症状を緩和できる可能性があるので、是非試してみましょう。