生理前の頭痛はなぜ起こる?最短で頭痛を解消するには
2016-03-14(月) PMSを和らげる方法
生理前に頭痛を訴える女性は少なくありません。
生理前と頭痛の関係
一見なんの関係もなさそうに見える2つの事柄ですが、なぜ起きるのでしょうか?
生理前になると女性ホルモンのエストロゲンが減少します。それに伴い脳内物質のセロトニンも減少し、脳内の血管が拡張しやくすなってしまい、頭痛が引き起こされるのです。
また、生理前は身体が水分をため込もうとするため全身がむくみやすくなっています。その水分が頭に入り込むと、神経を圧迫して頭痛を引き起こすこともあります。
更に、女性の骨盤は女性周期によって閉じたり開いたりを繰り返しますが、それによって背骨などの骨格や筋肉のバランスが崩れることも原因の1つです。
普段から首が凝っている人、低血圧の人、貧血気味の人は、生理で血液量が少なくなってしまうと血行不良が悪化し、凝りがひどくなり首の神経を圧迫するために頭痛が引き起こされることもあります。その他、ストレスなども原因になります。
鎮痛剤は我慢せずに早めに服用を
このように様々な原因によって生理前に痛みが引き起こされるのです。辛い症状を、鎮痛剤を飲んでやり過ごしている人が多いのではないでしょうか。
1ヶ月に数回であれば、鎮痛剤を服用することは問題ありません。我慢せずに早めに服用しましょう。痛みがきてからでは効かない場合があります。
薬以外の対応策は?
でも、できるだけ薬は服用したくないですよね。薬以外の対応策はないのでしょうか?
まずは血行不良を改善しましょう。それには身体を冷やさないことです。
温かい飲み物・食べ物をとる、着る物を調節する、ネックウォーマーなどを身につける、使い捨てカイロで尾てい骨の上部を温める、軽い運動をする、足湯をするなどの方法があります。血行不良を改善する漢方薬も有効です。
脚の内側、くるぶしから指4本分上に「三陰交」というツボがあります。ここは婦人科系の不調と冷え性に効くツボです。押して痛いと感じるところを親指で押してみてください。
お灸をすればさらに効果があがります。その他、手の親指と人差し指の間の「合谷」はあらゆる痛みに効くツボです。痛みを感じてきたら、ペンなどでグリグリ刺激してみてください。
その他、アロマも意外な実力を発揮してくれます。頭痛によく効くのはペパーミントです。昔の人が民間療法としてハッカ油をこめかみにつけていましたが、実はそれもアロマテラピーのひとつなのです。
専用の器具がなくてもティッシュにたらしたり、ティーカップのお湯にたらしてもかまいません。またスティック状の練り香水もあります。バッグに入れておくと手軽です。他にも生理の不調に効くアロマはたくさんあります。
さらに、普段からしておくといい体操があります。でんでん太鼓のように、頭と骨盤から下は動かさず前を向き、肩から腰までを左右に振る体操を2分程度行います。あらゆる頭痛を予防する体操です。
鎮痛剤の力を借りながらも、様々な方法で痛みを予防し、生理前後を快適に過ごせるようにしたいですね。
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