女性ホルモンの分泌量が低下させない為にできることは？

女性ホルモンの分泌量は、一生のうちでも、たったティースプーン1杯程度しかありません。
しかもこれは、毎月一定量の女性ホルモンが分泌された場合で、何らかの原因により女性ホルモンの分泌量が低下した場合は、ティースプーン1杯程度の分泌量でさえ、分泌されないようになるそうです。

女性ホルモンの分泌に関しては、大変繊細なものです。
そこで、毎月生理不順などを招かないためにも、分泌量を低下させない為に今できることを、少しずつ始めていきましょう。

心身のストレスは分泌量を低下させる一番のポイント

女性ホルモンの分泌量を低下させてしまう、最大のポイントだとされているのが、心身のストレスです。

心のストレスと言えば、過度な外的刺激により起こるものですが、体のストレスと言えば寝不足や食生活の乱れなどでも起こります。

心身ともにストレスのない状態を作り出すのは、意外と難しいものです。
普段の会社環境によっても、寝る時間を作れない人だっていることでしょう。

そこで、せめて休暇の日ぐらいは、ゆっくりと心身ともに休息を取り、ストレスを解消できるようにしていきたいところです。

喫煙もホルモンバランスを乱す大きなポイント

喫煙は血管を収縮させて、血液が流れにくい環境を作ります。
冷え性などが悪化してしまうのは、喫煙によるものである可能性も高まります。

更に、タバコに含まれるニコチンは、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量を低下させると言われています。
エストロゲンの分泌量が低下してしまうことにより、月経不順や不妊だけではなく、骨粗しょう症の原因ともなり、骨折のしやすい密度の低い骨へと変貌させてしまうそうです。

思春期の頃は要注意

思春期の頃は、体の基盤を作る時期です。
この時期に過度なダイエットを行なったり、不摂生を繰り返すことにより、ホルモンの分泌量を低下させてしまいます。

更に、この時期に月経不順が続いて、何か月も生理が止まってしまうようなことにでもなれば、将来「無月経」と呼ばれる、閉経を迎えずして生理が一生止まってしまうなんてことにも、繋がってしまうそうです。

まだ若いからと安心して生活を行なうのではなく、40代や50代を超えても元気で若々しくいることを考えるのであれば、女性ホルモンの分泌量を低下させないように、若いうちから努力をしていく必要があるのです。

特に思春期は、ホルモンの分泌量が安定せずに低下させやすい時期なので、なるべく規則正しい生活を行なえるようにしていきましょう。