妊娠検査薬について【陽性がでるのは着床何日目から?】
2016-08-02(火) 妊娠・不妊コラム
妊娠を望んでいる人は、排卵日のタイミングに合わせたし、今回こそは、とそわそわとしてしまいます。
自分で妊娠しているかどうかをチェックするのに一番簡単なものが妊娠検査薬ですが、どのタイミングで使えばいいのでしょうか。
妊娠検査薬の仕組み
妊娠すると、女性の体の中ではhCGというホルモンが分泌され始めます。hCGは普段は女性の中に存在していないホルモンなのですが、受精卵が着床後に絨毛から分泌され始めます。
卵巣の中にある黄体を刺激する黄体ホルモンとよく似た働きをして、生理が起こらないようにして流産が起こらないように分泌されるものです。
妊娠検査薬はこのhCGの値をはかるもので、尿の中のhCGの濃度が高くなった場合に陽性の反応が起こる仕組みになっています。
いつ頃から陽性の反応が出始める?
一般的に販売されている妊娠検査薬は、尿でhCGの値をはかります。
尿中のhCG値が50mIU/mLを超えると陽性の反応が出るようになるのですが、排卵後約14日で50mIU/mLに達すると言われています。
受精から着床までは7日~10日ほどかかると言われているため、生理開始予定日の1週間ほど後ならばほぼ確実に確定ができるようになっており、一般的に販売されている妊娠検査薬には「生理開始予定日の1週間後以降」の使用が推奨されています。
しかし、尿中のhCG値が50mIU/mLを超えるまでには人によって差があるため、どれだけ気になっていても検査薬の使用は生理開始予定日の1週間後までは待つようにしましょう。
中には尿中のhCG値が25mIU/mLで検査ができる早期妊娠検査薬もあり、この場合には生理予定日の2~3日前から使用することが出来ます。
注意点はある?
妊娠検査薬は一定以上の濃度のhCGを検出すると陽性反応を示すように作られています。
そのため、不妊治療の一環として高温期に黄体を刺激するためにhCGを注射している場合には、成分が体内に残っている可能性があるため、妊娠していなくても陽性の反応が出てしまうことがあります。
また、陰性が出たとしてもその時点ではhCGの値が少なかっただけで、実は妊娠しているという可能性もあります。
一定の条件で反応が出るもののため、妊娠検査薬の結果が100%確実だとは言えないため、陰性だったとしても生理予定日を過ぎても生理が来ない、陽性が出たという場合には、早めに産婦人科を受診して妊娠しているかどうかの確定を行うようにしましょう。
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