ピルでの避妊について【服用のタイミングや効果が得られる期間とは?】
2016-08-04(木) ピルの基礎知識・種類など
避妊するための方法はいくつかありますが、その中のひとつがピルの服用です。
そして、避妊のためにピルを服用し始めた人が気になるのが、いつから避妊できるのかということです。それは、飲み始めたタイミングによって違ってくるのです。
ピルの効果とは?
ピルは生理が止まる薬だと思っている人が居ますが、生理は継続します。
ピルは合成された女性ホルモンが配合されていて、その効果によって排卵を休止させて妊娠を防ぐ経口避妊薬です。
女性の身体は女性ホルモンの分泌バランスが変化することで排卵が起こったり、生理になったりします。
生理が始まった日から約14日目に排卵し、そこで妊娠しなければ受精卵が着床する子宮内膜を剥がして生理になるというサイクルを繰り返しています。
21日間はピルを飲んで女性ホルモンのバランスをコントロールして妊娠しているのと同じ状態にし、7日間は女性ホルモンの配合されていない偽薬を飲むか、偽薬も飲まないという28日間のサイクルを繰り返します。
いつから避妊効果があるの?
ピルの避妊効果は、いつから服用を開始したかによって変わってきます。
基本的には生理の1日目から飲み始めるものですが、厳密に決まっているわけではなく、避妊さえしっかりと行うことが出来ればいつから服用をスタートしても構いません。
具体的には、服用開始日が生理の1日目の場合にはその日から避妊効果があります。
服用開始日が生理1日目以外の場合には、タイミングによっては排卵してしまっていて妊娠する可能性があるため、服用をスタートしてから1週間ほどは他の避妊方法と併用するようにしましょう。
卵子は排卵から12~36時間程度しか生きられないと言われていますが、精子は48時間~長い場合では数日生きる可能性があるため、確実に避妊できるようになるまでは避妊具の併用が必要です。
飲み忘れたらどうすれば良い?
毎日同じ時間帯に飲む習慣づけを行った方が良いと言われていますが、万が一飲み忘れてしまった場合、24時間以内ならば気づいたときにすぐ忘れていた分を飲みます。
24時間経過してから気づいた場合には前日分と当日分を同時に飲みます。この段階では飲み忘れたとしても避妊効果は継続しています。
しかし、24時間以上経過してしまった場合には体内の女性ホルモンのバランスが本来のものに戻ってしまっている可能性が高いため、一度ピルの服用をストップし、再度生理の1日目から服用をスタートするようにします。
そして、ピルの服用を再スタートしてから1週間ほどは避妊具を併用するようにしましょう。
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